HSL とは何か(What)
HSL(Hue / Saturation / Lightness)は、色を 色相・彩度・明度 の3つの軸で表す方法です。RGB は光のチャンネル量ですが、HSL は「赤っぽい」「暗い」「くすんでいる」といった 人間の言葉に近い 軸です。
| 属性 | 英語 | 意味 |
|---|---|---|
| 色相 | Hue | 色相環上の位置(赤・黄・青など) |
| 明度 | Lightness | 明るさ(0% 黒に近い〜100% 白に近い) |
| 彩度 | Saturation | 色の鮮やかさ(0% 無彩色〜100% 鮮やか) |
なぜ HSL を使うか(Why)
同じ「青」でも、
- 色相だけ 変える → 別の色名(青 → 緑)
- 明度だけ 変える → 同系色の濃淡(ホバー色・無効状態)
- 彩度だけ 変える → 鮮やかさ(アクセント vs 背景)
と、意図が分かりやすくなります。RGB で「少し暗い青」を作るより、HSL で L を下げる 方がデザイナーとエンジニアの会話がスムーズです。
どう使うか(How)
色相環を読む
色相(H)は 0°〜360° の角度で表します。赤はおおよそ 0°、黄 60°、緑 120°、青 240° 付近です。補色は色相環上で 正反対(180°)に位置します。
実務のたとえ
- UI の状態色: 同じ色相で明度・彩度だけ変えてホバー色を作る(例:
hsl(220 70% 45%)→hsl(220 70% 38%)) - ロゴのバリエーション: 彩度を落としたモノトーン版と、鮮やかなメイン版を同じ H で管理する
トーン識別(2級)ドリルへ2級 — 明度・彩度の段階をスウォッチ比較で識別
ミニクイズ
HSL において「色の鮮やかさ」を表す属性はどれですか?