実デザインでの選び方

目安 14

学習目標

  • 60-30-10 の面積比を配色に応用できる
  • 主色・副色・アクセントの役割を分けて説明できる
  • 学習サイト(Colorism)の6色選択と配色の関係を述べられる

実務での配色とは何か(What)

画面やブランドでは、1色だけ で完結することは稀です。主色(支配)・副色・アクセント の3役に分け、面積と彩度で優先順位をつけます。よく引用される目安が 60-30-10 です。

なぜ面積比を意識するか(Why)

アクセントが多すぎると、ユーザーの目線が散り、本文や CTA のどちらが重要か 伝わりにくくなります。学習サイトでは特に、強い色を本文全面に使うと「宣伝ページ」に見え、集中が途切れます。

どう使うか(How)

60-30-10 の考え方

割合役割
約60%支配色(背景・余白)白、薄いグレー、低彩度のベース
約30%副色(カード・セクション)類似色のトーン違い
約10%アクセント補色に近いボタン、リンク、注意
UI画面の模式図。背景が約60%、カードが約30%、CTAボタンが約10%の面積を占める。
60-30-10 は厳密なルールではなく、アクセント色の面積を抑える目安(模式図)。

Colorism での実践

  1. ヘッダーの6色 — 学習の主題色(アクセントの候補)
  2. 本文・Callout — 選択色の帯は使わず、グレー系で統一(D10)
  3. MiniQuiz の正解 — 進捗のフィードバックにのみ強い色を使う
観点OK の例NG の例
面積背景・カードは低彩度、CTA だけテーマ色見出し・枠・ボタンをすべて高彩度の補色
可読性本文は中立色、リンクは下線+色本文もアクセント色で埋める
学習 UICallout はグレー枠(D10)、進捗だけ強調色選択色の縦帯で全文を装飾

たとえ(OK): 白背景 60% + 薄いグレーのカード 30% + テーマ色の「次へ」ボタン 10%

たとえ(NG): 本文見出し・枠・ボタンすべてを補色の高彩度で統一 → 疲労・可読性低下

実デザインの事例(Web)

実務の画面では、背景・カード・強調色 の面積差が 60-30-10 に近いことが多いです。次の写真は、ノート PC 上の Web ダッシュボード の例です。白いメイン領域が広く、左のナビ(副色)と、グラフの 小さなアクセント色 が点で使われています(特定プロダクトの推奨配色ではありません)。

ノート PC の画面に表示された管理ダッシュボード。白いメイン領域が広く、左に濃い色のサイドバー、中央に小さな色付きグラフがある。
出典: Unsplash / Carlos Muza — Web UI の面積比の例。背景(白)・ナビ/カード(副色)・チャート色(アクセント)を目安として読む。

配色の練習は 練習モード や検定ドリルと組み合わせると定着しやすくなります。

配色名称の識別ドリルへ3級 — 配色パターンの名称識別

応用配色(2級)ドリルへ2級 — 実務寄りの応用配色

ミニクイズ

学習画面の本文エリアで、アクセント色を使う割合として最も適切なのはどれですか?

学習画面の本文エリアで、アクセント色を使う割合として最も適切なのはどれですか?