一般の配色と検定用語の橋渡し

目安 18

学習目標

  • 一般デザイン・PCCS本家(24色相)・本アプリ12色相図の3つの見方を区別できる
  • 12色相図で「コマ数」と「色相差ラベル」が二重になる理由を説明できる
  • 補色色相(差5〜6)とダイアード(差12のみ)の違いを、同じ組み合わせの対照表で読める

このレッスンで覚えること

  1. 覚えるのは検定早見(12環)のルール — 配色早見 · ドリル · 本レッスンの図はすべてこの数え方です。
  2. 一般デザイン(180°補色など)と PCCS24(教科書) は、数字の食い違いを防ぐための補足です。
  3. 同じ2色でも コマ数色相差ラベル は別物 — 混同すると誤答の主因になります。

3つの見方(読み方の地図)

「補色」「補色色相」「ダイアード」が混ざるのは、数え方が3系統ある ためです。記号はこの表だけで使います。

記号名称何を数えるか典型の数え方本アプリでの場所
一般デザイン感覚・角度180°補色 · 120°三角配色配色と調和6色アンカー・360°)
PCCS24(教科書)教科書上の色相関係24色相環 · 色相差 0〜12(補色帯=11〜12下の折りたたみ「補足」
検定早見(12環)試験用の配色名称12色相環 · 色相差ラベル 1〜12 + 図の コマ数配色早見 · ドリル · 下の図

なぜ12色相環に統一するか(Why)

配色パターン早見・図例プレビュー・ドリルは、すべて 12分割(30°刻み)の PCCS 系色相環 で動いています。

  • 図と名称を一致させる — 25技法の早見・ミニ色相環・スウォッチが 同じ12環 を前提にしている
  • 試験早見と同型 — 教材の多くが中間色を省いた 12色相 の図で技法を説明する
  • 6色テーマとは別 — サイト全体の6色は学習用アンカー。検定の色相差は 12環 で数える(一般デザインとは別)

PCCS の理論的本流は 24色相 ですが、本アプリでは 説明とUIを12色相に揃える ため、教科書と検定早見で 同じ用語でも数字の意味がずれる ことがあります。

検定早見のルール(What)

12色相環では、同じ2色の組み合わせ を次の 2通り で表します。

  • コマ数 — 環上を何コマ進むか(幾何)
  • 色相差ラベル — 検定早見・技法名に使う 1〜12の番号

ポイント: ダイアードの「12」は 12コマ ではありません。正反対は 6コマ ですが、検定の色相差スケールでは 最大値の12 という ラベル が付きます(PCCS24 の24色相環由来の表記が、検定早見でも使われます)。具体例は下の対照表(How)を見てください。

12色相環模式図。黄緑と青は5コマ・色相差5〜6の補色色相、赤とシアンは6コマ・色相差12のダイアード。
検定早見用の12色相環(非公式)。オレンジ線=5コマ/差5〜6、青線=6コマ/差12。数字は二重表記。

同じ2組を3つの見方で比べる(How)

組み合わせ一般デザインPCCS24検定早見(コマ)検定早見(ラベル)技法名
黄緑 ↔ 青強い対比(150°付近)中差〜対照帯(本家では補色帯ではない)55〜6補色色相
赤 ↔ シアン補色(180°)11〜12(本家の補色帯)612のみダイアード

補色配色 の「180°補色」は 赤↔シアン のような組に近く、検定早見では ダイアード(差12) 側です。黄緑↔青は きれいな対比 ですが、検定早見では 補色色相(差5〜6) で、ダイアードではありません。

補足:PCCS24(教科書の24色相)— タップで展開

教科書・PCCS 資料の本流は 24色相環 です。色相差はおおよそ次の帯に分かれます(資料差あり)。

色相差(24色相)関係の例
1隣接色相
2〜3類似色相
4〜7中差色相
8〜10対照色相
11〜12補色色相(本家での「補色」帯)

検定早見(12環) では、試験対策のため 補色付近をさらに2技法に分けて います。

技法名12環のコマ数色相差ラベルPCCS24 本家との関係
補色色相配色5コマ付近5〜6本家の11〜12(厳密な補色)とは 数字が一致しない — 検定早見独自
ダイアード配色6コマ(正反対)12のみ本家の補色位置(差12)に近いが、検定早見では 名称をダイアードに限定

教材によっては ダイアード=補色色相配色 と同一視するものもあります。本アプリは 差5〜6=補色色相 · 差12のみ=ダイアード分けて出題 する整理です。

補足:一般デザインとの対応 — タップで展開
一般デザイン検定名称色相差ラベルコマ数
類似色類似色相2〜32〜3
三角配色(120°)トライアード4ずつ×34ずつ×3
補色(180°)に近い補色色相5〜65前後
補色(180°)厳密ダイアード12のみ6

25技法の一覧は 配色パターン早見(3級→2級) を参照してください。

配色と調和コースで復習

よくある誤解3つ

  1. 「ダイアード=差6コマだから色相差6?」違う。6コマの正反対に付く ラベルは12。6と12を混同しない。
  2. 「補色色相=12分割、ダイアード=24分割?」違う。どちらも 検定早見(12環) 上の検定用語。24は PCCS24(教科書) の話。
  3. 「本家の補色色相(差11〜12)=早見の補色色相(差5〜6)?」数字は一致しない。対応は上の折りたたみを見る。本アプリ内の出題は 検定早見のルール に揃える。

次のステップ

ミニクイズ

赤とシアン(12色相環の正反対)について、最も適切な説明はどれですか?

赤とシアン(12色相環の正反対)について、最も適切な説明はどれですか?