このレッスンで覚えること
- 覚えるのは検定早見(12環)のルール — 配色早見 · ドリル · 本レッスンの図はすべてこの数え方です。
- 一般デザイン(180°補色など)と PCCS24(教科書) は、数字の食い違いを防ぐための補足です。
- 同じ2色でも コマ数 と 色相差ラベル は別物 — 混同すると誤答の主因になります。
3つの見方(読み方の地図)
「補色」「補色色相」「ダイアード」が混ざるのは、数え方が3系統ある ためです。記号はこの表だけで使います。
| 記号 | 名称 | 何を数えるか | 典型の数え方 | 本アプリでの場所 |
|---|---|---|---|---|
| ① | 一般デザイン | 感覚・角度 | 180°補色 · 120°三角配色 | 配色と調和(6色アンカー・360°) |
| ② | PCCS24(教科書) | 教科書上の色相関係 | 24色相環 · 色相差 0〜12(補色帯=11〜12) | 下の折りたたみ「補足」 |
| ③ | 検定早見(12環) | 試験用の配色名称 | 12色相環 · 色相差ラベル 1〜12 + 図の コマ数 | 配色早見 · ドリル · 下の図 |
なぜ12色相環に統一するか(Why)
配色パターン早見・図例プレビュー・ドリルは、すべて 12分割(30°刻み)の PCCS 系色相環 で動いています。
- 図と名称を一致させる — 25技法の早見・ミニ色相環・スウォッチが 同じ12環 を前提にしている
- 試験早見と同型 — 教材の多くが中間色を省いた 12色相 の図で技法を説明する
- 6色テーマとは別 — サイト全体の6色は学習用アンカー。検定の色相差は 12環 で数える(一般デザインとは別)
PCCS の理論的本流は 24色相 ですが、本アプリでは 説明とUIを12色相に揃える ため、教科書と検定早見で 同じ用語でも数字の意味がずれる ことがあります。
検定早見のルール(What)
12色相環では、同じ2色の組み合わせ を次の 2通り で表します。
- コマ数 — 環上を何コマ進むか(幾何)
- 色相差ラベル — 検定早見・技法名に使う 1〜12の番号
ポイント: ダイアードの「12」は 12コマ ではありません。正反対は 6コマ ですが、検定の色相差スケールでは 最大値の12 という ラベル が付きます(PCCS24 の24色相環由来の表記が、検定早見でも使われます)。具体例は下の対照表(How)を見てください。
同じ2組を3つの見方で比べる(How)
| 組み合わせ | 一般デザイン | PCCS24 | 検定早見(コマ) | 検定早見(ラベル) | 技法名 |
|---|---|---|---|---|---|
| 黄緑 ↔ 青 | 強い対比(150°付近) | 中差〜対照帯(本家では補色帯ではない) | 5 | 5〜6 | 補色色相 |
| 赤 ↔ シアン | 補色(180°) | 11〜12(本家の補色帯) | 6 | 12のみ | ダイアード |
補色配色 の「180°補色」は 赤↔シアン のような組に近く、検定早見では ダイアード(差12) 側です。黄緑↔青は きれいな対比 ですが、検定早見では 補色色相(差5〜6) で、ダイアードではありません。
▸ 補足:PCCS24(教科書の24色相)— タップで展開
教科書・PCCS 資料の本流は 24色相環 です。色相差はおおよそ次の帯に分かれます(資料差あり)。
| 色相差(24色相) | 関係の例 |
|---|---|
| 1 | 隣接色相 |
| 2〜3 | 類似色相 |
| 4〜7 | 中差色相 |
| 8〜10 | 対照色相 |
| 11〜12 | 補色色相(本家での「補色」帯) |
検定早見(12環) では、試験対策のため 補色付近をさらに2技法に分けて います。
| 技法名 | 12環のコマ数 | 色相差ラベル | PCCS24 本家との関係 |
|---|---|---|---|
| 補色色相配色 | 5コマ付近 | 5〜6 | 本家の11〜12(厳密な補色)とは 数字が一致しない — 検定早見独自 |
| ダイアード配色 | 6コマ(正反対) | 12のみ | 本家の補色位置(差12)に近いが、検定早見では 名称をダイアードに限定 |
教材によっては ダイアード=補色色相配色 と同一視するものもあります。本アプリは 差5〜6=補色色相 · 差12のみ=ダイアード と 分けて出題 する整理です。
▸ 補足:一般デザインとの対応 — タップで展開
| 一般デザイン | 検定名称 | 色相差ラベル | コマ数 |
|---|---|---|---|
| 類似色 | 類似色相 | 2〜3 | 2〜3 |
| 三角配色(120°) | トライアード | 4ずつ×3 | 4ずつ×3 |
| 補色(180°)に近い | 補色色相 | 5〜6 | 5前後 |
| 補色(180°)厳密 | ダイアード | 12のみ | 6 |
25技法の一覧は 配色パターン早見(3級→2級) を参照してください。
配色と調和コースで復習
よくある誤解3つ
- 「ダイアード=差6コマだから色相差6?」 → 違う。6コマの正反対に付く ラベルは12。6と12を混同しない。
- 「補色色相=12分割、ダイアード=24分割?」 → 違う。どちらも 検定早見(12環) 上の検定用語。24は PCCS24(教科書) の話。
- 「本家の補色色相(差11〜12)=早見の補色色相(差5〜6)?」 → 数字は一致しない。対応は上の折りたたみを見る。本アプリ内の出題は 検定早見のルール に揃える。
次のステップ
- 配色パターン早見(3級→2級) — 検定早見(12環)で25技法を段階的に
- 配色パターン早見(参照ページ)
ミニクイズ
赤とシアン(12色相環の正反対)について、最も適切な説明はどれですか?