配色パターン早見とは何か(What)
色彩検定 2級 では、配色技法が 3つの軸 に分かれて出題されます。v2 の 配色パターン早見(参照) は 25 技法 をこの3軸で整理しています(非公式 · PCCS 12 色相想定)。
| 分類 | 何を見るか | 代表例 |
|---|---|---|
| 色相環 | 環上の位置(色相差) | 隣接 · 類似 · 補色 · ダイアード · トライアード |
| トーン・支配 | トーンや色相の「まとめ方」 | ドミナントカラー · トーンオントーン · カマイユ |
| 自然連鎖 | 黄寄り↔青紫寄りの明度関係 | ナチュラル · コンプレックス |
| 明快配色 | 差を大きくした2色・3色 | ビコロール · トリコロール |
| 段階・無彩 | 段階差・無彩色主体 | 明度段階 · 無彩色+アクセント |
3級の土台:色相環(Why)
2級以前に、色相差 で名称が決まるグループを固めます。
| 名称 | 色相差(目安) | 試験の見方 |
|---|---|---|
| 同一色相 | 0 | 1色相のトーン違い |
| 隣接色相 | 1 | 環上で隣り合う2色 |
| 類似色相 | 2〜3 | 近い色相の組み合わせ |
| 中差色相 | 3付近 | 類似と対照のあいだ |
| 対照色相 | 4 | コントラストがはっきり |
| 補色色相 | 5〜6 | 正反対付近(差12ではない) |
| ダイアード | 12のみ | 環上6ステップ=180°の正反対。補色色相と混同注意 |
| トライアード | 4ずつ×3 | 三角配色と同系 |
たとえ: 「補色」と「ダイアード」は近いが、厳密には ダイアード=色相差12限定 と覚えると2級の○×で差がつきます。
配色パターン早見(参照) の図例では、補色色相=差5(黄緑↔青)、ダイアード=差12(環上の正反対) と視覚的に区別しています。本アプリの色相環は 12ステップ(30°刻み) です。検定の「色相差12」は環上 6ステップ=180° に相当する資料整理が多いですが、数え方は資料差があります(上記 Callout 参照)。
2級の核心:トーン系(How 1)
色相環とは 別軸 で、次が2級の頻出です。
| 名称 | 要点 | 混同しやすい相手 |
|---|---|---|
| ドミナントカラー | 色相でまとめる(3色以上) | 類似色相配色 |
| ドミナントトーン | トーンでまとめる(3色以上) | トーンイントーン |
| トーンオントーン | 同系色相+大きな明度差 | カマイユ(微妙差) |
| トーンイントーン | 同系トーン(3色まで目安) | ドミナントトーン |
| トーナル | d·sf·ltg·g の中間色だけ | トーンイントーン |
| カマイユ | 隣接色相・隣接トーン・一見単色 | トーンオントーン |
| フォカマイユ | カマイユより変化を少し追加 | 類似色相 |
たとえ: 同じ「青系だけ」でも、明度差が大きければ トーンオントーン、差が微細なら カマイユ — トーン差の大きさで名称が分かれます。
2級の核心:自然連鎖(How 2)
ナチュラル配色 と コンプレックス配色 は色相環の名称ではなく、2色を比べたときの明度の付け方 です。
| 名称 | ルール |
|---|---|
| ナチュラル | 黄(8Y)寄りを明るく、青紫(20V)寄りを暗く(隣接〜類似色相が基本) |
| コンプレックス | その逆(同一色相以外で成立しうる) |
補色・ダイアード・無彩色だけの組み合わせでは、原則 ナチュラルにはならない と整理されることが多いです。
配色パターン早見(参照) の図例では次のように見分けます。
| 技法 | 図例の見せ方 |
|---|---|
| ナチュラル | 隣接3色(黄→黄緑→緑)。左ほど黄(8Y)寄りで明るく、右ほど暗い |
| コンプレックス | 非隣接2色(黄 vs 青紫)。8Y寄りを暗く、20V寄りを明るく(ナチュラルの逆) |
ナチュラルは「近い色相」での自然連鎖、コンプレックスは「明度ルールの反転」が要点です。コンプレックスは隣接色に限りません。
明快配色・その他
- ビコロール — 2色で色差・明度差・彩度差を大きく(ダイアード等と両立しうる。明快さが要点で、色相環位置だけでは名称は決まらない)
- トリコロール — 3色で同様に差を大きく(トライアードと名称が近いが「明快さ」が要点)
- 分割補色 · テトラード · 二補色 — 色相環の応用(参照ページ の「色相環」分類)
一覧で確認
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ドリルで練習
配色名称の識別ドリルへ3級 — 配色名称の識別
応用配色(2級)ドリルへ2級 — 応用配色パターンの識別
ミニクイズ
トーンオントーン配色とカマイユ配色の違いとして、最も適切なものはどれですか?