3行サマリ
- 3級は第1部(色相環)まで — 色相差で名称が決まるグループを固める。
- 2級は第2部(トーン系)+第3部(自然連鎖・明快配色) — 色相環とは別軸の技法が増える。
- 参照ページ(配色パターン早見)は随時開き、25技法の図例と級フィルタで確認する。
配色パターン早見とは何か(What)
色彩検定 2級 では、配色技法が 3つの軸 に分かれて出題されます。v2 の 配色パターン早見(参照) は 25 技法 をこの3軸で整理しています(非公式 · PCCS 12 色相想定)。
| 分類 | 何を見るか | 代表例 |
|---|---|---|
| 色相環 | 環上の位置(色相差) | 隣接 · 類似 · 補色 · ダイアード · トライアード |
| トーン・支配 | トーンや色相の「まとめ方」 | ドミナントカラー · トーンオントーン · カマイユ |
| 自然連鎖 | 黄寄り↔青紫寄りの明度関係 | ナチュラル · コンプレックス |
| 明快配色 | 差を大きくした2色・3色 | ビコロール · トリコロール |
| 段階・無彩 | 段階差・無彩色主体 | 明度段階 · 無彩色+アクセント |
なぜ段階的に読むか(Why)
25技法を一度に暗記しようとすると、色相環の名称 と トーン系・自然連鎖 が混ざり、2級の識別問題で理由なく迷いやすくなります。3級では第1部(色相環)まで、2級では第2部・第3部と 読む範囲を分ける と負荷が下がります。
たとえ: 補色色相とダイアードの区別が曖昧なままトーンオントーンを覚えても、ミニクイズで両方つまずく — 先に 橋渡しレッスン で用語を固めるのが効率的です。
どう読み進めるか(How)
以下 第1部 → 第2部 → 第3部 の順で読み、各部末のチェックポイントで理解を確認してから次へ進みます。長い表は MdxDetails コンポーネントで折りたたんであります(モバイル向け)。
第1部:3級 — 色相環(色相差)
2級以前に、色相差ラベル で名称が決まるグループを固めます(本アプリは 12色相環 に統一)。コマ数とラベルが一致しない 点は 橋渡しレッスン で説明しています。
| 名称 | ラベル | 12環コマ数 | 代表例(日常) | 試験の見方 |
|---|---|---|---|---|
| 同一色相 | 0 | 0 | 紺のスーツ+ネイビーのネクタイ(色相は同じ・トーン違い) | 1色相のトーン違い |
| 隣接色相 | 1 | 1 | 夕焼けのオレンジとその隣の赤みがかった黄 | 環上で隣り合う2色 |
| 類似色相 | 2〜3 | 2〜3 | 春の新緑(黄緑〜緑〜青緑)のグラデーション | 近い色相の組み合わせ |
| 中差色相 | 3付近 | 3付近 | ティール(青緑)と青 — 類似と対照のあいだ | 類似と対照のあいだ |
| 対照色相 | 4 | 4 | オレンジと青 — はっきりしたコントラスト | コントラストがはっきり |
| 補色色相 | 5〜6 | 5前後 | 黄緑の葉と青い空 | ラベル12ではない |
| ダイアード | 12のみ | 6(正反対) | 赤とシアン | 補色色相と混同注意 |
| トライアード | 4ずつ×3 | 4ずつ×3 | 赤・黄・青の三原色バランス(差4×3) | 三角配色と同系だが数え方は12環 |
たとえ: ポスターで「赤と緑」の強い対比は一般には補色ですが、検定の○×では 差が12か5〜6か で名称が分かれます。迷ったら橋渡しレッスンの対照表に戻ってください。
第2部:2級 — トーン系
色相環とは 別軸 で、次が2級の頻出です。
▸ 第2部:トーン系配色一覧(タップで展開)
| 名称 | 要点 | 代表例(日常) | 混同しやすい相手 |
|---|---|---|---|
| ドミナントカラー | 色相でまとめる(3色以上) | 青系だけのオフィス(壁・椅子・カーペット) | 類似色相配色 |
| ドミナントトーン | トーンでまとめる(3色以上) | グレー系インテリア(明るい灰〜濃い灰) | トーンイントーン |
| トーンオントーン | 同系色相+大きな明度差 | 紺のジャケット+水色シャツ(同じ青系・明度差大) | カマイユ(微妙差) |
| トーンイントーン | 同系トーン(3色まで目安) | ベージュ・サンド・キャメルの3色コーデ | ドミナントトーン |
| トーナル | d·sf·ltg·g の中間色だけ | 写真の中間調グレーだけでまとめたモノトーン | トーンイントーン |
| カマイユ | 隣接色相・隣接トーン・一見単色 | クリーム色の壁とオフホワイトの家具(差がほぼ見えない) | トーンオントーン |
| フォカマイユ | カマイユより変化を少し追加 | ベージュ基調に薄いグレーを1点足した内装 | 類似色相 |
たとえ: 同じ「青系だけ」でも、明度差が大きければ トーンオントーン、差が微細なら カマイユ — トーン差の大きさで名称が分かれます。
第3部:2級 — 自然連鎖・明快配色
ナチュラル配色 と コンプレックス配色 は色相環の名称ではなく、2色を比べたときの明度の付け方 です。
▸ 第3部:自然連鎖・明快配色一覧(タップで展開)
| 名称 | ルール | 代表例(日常) |
|---|---|---|
| ナチュラル | 黄(8Y)寄りを明るく、青紫(20V)寄りを暗く(隣接〜類似色相が基本) | 麦畑(明るい黄)から森(暗い緑)への自然なグラデ |
| コンプレックス | その逆(同一色相以外で成立しうる) | 夕暮れの空(暗いオレンジ地)に明るい紫の雲 |
補色・ダイアード・無彩色だけの組み合わせでは、原則 ナチュラルにはならない と整理されることが多いです。
配色パターン早見(参照) の図例では次のように見分けます。
| 技法 | 図例の見せ方 |
|---|---|
| ナチュラル | 隣接3色(黄→黄緑→緑)。左ほど黄(8Y)寄りで明るく、右ほど暗い |
| コンプレックス | 非隣接2色(黄 vs 青紫)。8Y寄りを暗く、20V寄りを明るく(ナチュラルの逆) |
明快配色・その他
- ビコロール — 2色で色差・明度差・彩度差を大きく(例: 白地に赤と青のロゴ)。ダイアード等と両立しうる。明快さが要点。
- トリコロール — 3色で同様に差を大きく(例: 国旗の赤・白・青)。トライアードと名称が近いが「明快さ」が要点。
- 分割補色 · テトラード · 二補色 — 色相環の応用(参照ページ の「色相環」分類)
ナチュラルは「近い色相」での自然連鎖、コンプレックスは「明度ルールの反転」が要点です。コンプレックスは隣接色に限りません。
一覧で確認
配色パターン早見(参照ページ) — 25技法 · 分類・級フィルタ · 検索
ドリルで練習
配色名称の識別ドリルへ3級 — 配色名称の識別
応用配色(2級)ドリルへ2級 — 応用配色パターンの識別
ミニクイズ
トーンオントーン配色とカマイユ配色の違いとして、最も適切なものはどれですか?
「モノクロマティック配色」とはどのような配色ですか?